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2019年7月12日金曜日

回復クラス(講座)第1回目

2019年2月26記載
 
こんにちは。管理人の佐和子です。
誰しも好き好んで病気になる人はいません。
私は心を病んでかれこれ んん十年になります。
精神科から処方される薬にも限界を感じています。

そこで自助グループACOAで開催されている
「回復クラス」を受講することに致しました。
以下第1回目(2/18)の所感を記録します。


■私がもっとも心弾んだのは「力のリスト」について~。

羅列された項目の中で、私がもっている「力」がいくつか該当しました。
これまでの私は、ワーカーホリック状態で仕事をしたいた自分しか肯定ができませんでした。仕事が即ち私自身でした。
親に刷り込まれた「ダメな子」「頭が足らない子」という呪縛から
解放されたくて、プライベートの全てを犠牲にしながら、
がむしゃらに仕事をしていました。他に私の取り柄はないと感じていたからです。
しかしやはり頑張り過ぎて心を病み、それまでのキャリアを手放さざるを得ませんでした。
仕事をなくした私は、本当に何の取り柄もない人間だと感じていました。

しかし「力のリスト」には、「努力を放棄する力」「無理をしない力」
が明記されており、これまで美徳と思っていた「努力」や「無理」が
実は自分を活かす力ではないことを知り、目から鱗でした。
「努力」や「無理」ができない人間は「怠惰な人間だ」という価値観でした。
キャリアを手放したことを悔いる必要はなく、
寧ろ無理をせず、頑張らない力が、私らしさを引き出してくれるのではないか。
仕事ができなくなった自分を卑下する必要なんかこれっぽっちもなかった。

その他にも、私が持っている力がありました。
新しい発見です。それは「自己肯定感」に繋がります。
これまでの「刷り込み」が一気に解消されるとは思いませんが、
折に触れ「力のリスト」を再読し、「自己肯定感」を高めていきたいと思います。

■「自分と比べるべきは他者ではなく、昨日の自分と今日の自分」という一文にも励まされます。
上を上を目指して仕事をしてきた私は常に、他者と競争し、他者に秀でることを目的として戦っていました。
でももうそんな必要はないんですね。
昨日の自分がどうであれ、今日の自分がどうであれ、
力のリストに羅列された「×××する力」がひとつでもあれば
それで充分幸福な一日だったのだと思えるかも知れません。

■「正反合」について~

日々変化する事象に適応すると、次の変化がやってくる。
それは私の場合、いずれやってくるペットとの死別かも知れない。
パートナーとの別離かも知れない。
友人との疎遠や、または新しい出会いかも知れない。
その事々に振り回されて自分を見失わず、その都度適応できる落ち着きと力を得たいと思いました。


以上、拙文ですが第1回目の所感です。