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2019年10月22日火曜日

10/18 虐待サバイバー食事会のご報告

 こんにちは。
空を漂う雲が、すっかり秋の様子になりましたね。
住宅街を歩くと(犬の散歩)風に乗ってきた金木犀の香りが鼻をくすぐり
心が開いてリラックスします。
そう!世界は悲しいこともありますが、一方で美しいものに満ち溢れている!
と思わせてくれるのが「犬の散歩タイム」です。

皆さんが感じる秋は、どんなものですか?

 10/18の虐待サバイバー食事会は、とても賑やかな会食の場となりました。
参加者は4名。私を入れて5名です。

 好みの食事を注文し、毒親話しに花が咲きました。
お会計を済ませた頃に、某参加者が言ってくれた一言が胸に残りました。

「(虐待の話題を)話せるっていいですよね~」

そうです。私達が虐待を受けていた頃、
社会にはまだ「虐待」の認識が広まっていませんでした。
今だって「虐待=暴力による殺人」という誤った認識が広まっています。
(虐待は暴力だけではありません)

私達は、誰かに相談しても理解されてきませんでした。
「だって育ててもらったんでしょう?」
「貴方が悪いことをしたから殴られたのでは?」
「愛の鞭じゃないの?」
「貴方も親になってみればわかるよ」
と様々な二次加害を受け、やがて口を閉ざし、
周囲の人々との間に見えない壁を感じつつ生きてきました。

ふくおかacの「回復ミーティング」および「食事会」は
「そうそう!あるある!私の親もそうだった!」という会話が飛び交います。

 皆さん、引き続き解毒しましょう。
ここは「同じ体験」をした仲間と、虐待の悲しみ、怒り、理不尽を語り
体験とその時の感情を共有する場です。

 今回もご参加ありがとうございました。
また皆さんと「グリーフワーク=悲嘆の作業」「理解と共有」「心のハグ」をしたいですね。

 ここで改めて、ふくおかacの某仲間Sさんにお礼を申し上げます。
ご承知おきの通り、11/30開催「さよなら虐待Power to the Children」を控え
いよいよ周知に力を入れなくてはなりません。

 某仲間Sは公休を利用して、地下鉄七隈線全駅に
イベント告知のチラシ掲示に奔走してくれました。
毎日働いてお疲れだろうに、本当に有り難いことです。

 また某仲間Tさんは、人脈をフルに利用し
大量のチラシを配ってくれました。有り難うございます。

 私1人では何もできません。限界があります。
協力を惜しまない仲間達、寄付という形でご支援してくださった皆様と
共に作りあげるイベントです。

本当にありがとうございます。

 次の食事会を楽しみにしております。