今年は例年にない猛暑。
もう既に体調が思わしくない方がいらっしゃるかも知れません。
西日本は大災害に見舞われ、酷暑の中、復興作業が進められています。
この気温の中での作業による疲労は、想像にあまります。
どうか熱中症にお気を付けて作業をおすすめください。
被災者の皆さんも、大変な思いをされているでしょう。
折れた心を立て直すのには、時間が掛かることでしょう。
心からお見舞い申し上げます。
7/20(金)虐待サバイバー回復ミーティング、予定通り開催しました。
この日も暑い暑い一日でした。
首に保冷剤をまいて駆けつけてくれたPさん
MTGに参加するために仕事を調整してくれたAさん
暑い中、本当にようこそいらっしゃいました。
この日のテーマは「美徳をまとった虐待」です。
虐待親が自らの虐待を密室の中に隠蔽し
外面(体面)だけは整えようとするケースが多々見られます。
参加してくれた仲間も、そして私自身も
親の体面の為に「演者」になることを余儀なくされました。
表向きはいかにも「愛情深く子育てをする親」
そして「愛情溢れる親に育まれる子ども」を演じ世間体を取り繕います。
しかし実際の家庭の中で、じわじわと心を蝕まれていくのです。
そして生き辛さを抱えた「アダルト・チルドレン」「虐待サバイバー」の苦悶を
抱えて生きてこなければなりませんでした。
この日は少人数でしたので、
MTGの殆どが「フェローシップ~分かち合いの時間」のように話し合いました。
この場所では、二次加害を受ける心配はありません。
「育ててくれた親なんだから」
「親には感謝しないと・・・」
私達が勇気を出して誰かに打ち明けても理解されるどころか
子どもを苛んできた親に感謝しろと言われた時の虚脱感、絶望、孤独感を
味わうことはありません。
ここに集う仲間達は、どんな形にしろ、機能不全家庭に育ったり
虐待を受けて育った経験があります。
仲間と繋がり、安心して過去の経験を話しグリーフする(嘆く)ことは
回復への第一歩となります。
猛暑の中、集ってくれた仲間達、ありがとうございました。
また集いましょう。
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虐待を受けて生き延びたサバイバーが集い、これまで誰にも理解されなかった体験を、同じ体験をした仲間に見守られながら語り、聴く場です。生きていてくれてありがとう。あなたはもうひとりじゃないよ。
2019年7月12日金曜日
7/20虐待サバイバー回復MTGのご報告
2018年7月27日記載