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2019年7月12日金曜日

回復クラス第5回目

2018年3月27日記載
こんにちは。福岡は桜満開の季節となりました。
私も友人達と花見を楽しみました。
29日は夫と共に愛犬達を伴って家族花見です。
みなさん、お花見はなさいましたか?

さて、去る3/25(日)第5回目の回復クラスを受講しました。
今回は「DV」について・・・。

幸い私の夫はDV夫でもモラハラーでもありませんが
DVと虐待は共通した構図がありました。
「権力」「支配」「暴力」です。
DV夫婦の被害者、また虐待親の被害者が
「ふたりぼっち=密室」であることも似ています。

①「自分」
何が好きか。何を大切にしているか。どんな夢をもっているか。
どんな意見や信念を持っているか。

②「人との関係」
家族、親戚、仕事の人間関係、友人

③「生活」
家事、仕事、子育て、ボランティアなど

この3つのバランスが上手く取れている状態が健全な生活です。
しかし「ふたりぼっち」「密室」の中で、誰かが理不尽に権力を振りかざし
支配し、暴力暴言を行うと、①自分を失い、②人との関係も断たれ、
③生活にも支障が出ます。

そんな環境からなぜ逃げないのだろう・・・と言う人も居ます。
かく言う私は26歳の時に「罪悪感に苛まれながらも」
実父母、養母、毒兄弟をさっくりと切り捨てました。
それは「ふたりぼっち=密室」の中で
「親を刺激するのは危険」
「私が酷い目にあうのは私がダメだから」という洗脳から
完全に覚醒したからです。

DV夫婦の場合、いつ起こるか分からない夫の暴力に怯え
緊張がピークに達し、自ら夫の暴力を誘発する言動を
とってしまうこともあるそうです。
爆発させればしばらくは安心に過ごせるからです。

また、ふたりぼっっちや密室の中で長期間DVや虐待に晒された場合
「①自分」が失われてしまいます。
どうやったら夫(虐待者)の機嫌がよくなるだろうか・・・
どうやったら許してくれるだろか・・・など
思考は常に、権力を握る支配者のことで一杯になります。
これでは「①自分」「②人との関係」とう部分が生まれず
とても不安定な状態になり、支配者の元に戻りたくなってしまいます。

どうでしょう・・・DVと虐待、似ていますよね。
 
勝ち気な私は思春期に覚醒し、親と対決し続け
親が人前や担任教師の前で善人ぶった講釈をたれるのを
腹の中でせせら笑っていました「この偽善者」と。
思春期に「①自分」が目ざめたと言っていいでしょう。
完全に親を捨てきるまでには、精神疾患を患うという山を
越えなければなりませんでしたが、
自覚はなくとも芽生えた自我を知らぬ間に育んできたからこそ
思い切って理不尽な支配者から逃げおおせたのだと思います。

①自分 ②人との関係 ③生活
これらのバランスを心掛けながら、これかも歩みたいと思います。

長文、読んで頂きありがとうございました。
今回も講師は「NPO法人ACOA」のわねざきいくえさんです。
ありがとうございました。